10年以上前はこのアクリル系塗料は一般的であらゆるサイディングメーカーが使用し、非常に取扱いが簡易で普及している塗料です。
ですが、年々ポリウレタン系シリコン樹脂塗料が出るに従い、耐用年数が5~6年と短いこともあり最近では外壁塗装ではおススメできないようになってしまいました。
耐水性、耐アルカリ性に優れて、カビや藻類などの微生物に対して強い抵抗性を示し、衛生的な環境を維持する塗料です。
耐用年数は8~10年程度といわれています。
汚染性比較
写真は屋外暴露6か月後の壁
左側が当社で利用しているクリーンマイルドウレタン。
超耐久性コーティング材として最も注目されている塗料です。
従来の水性塗料と比べ格段に優れた耐久性と低汚染機能によりアクリル、ウレタン系塗料と比較しても数段長期に至って壁面を美しく維持することができます。
耐用年数は12~15年程度。
当社のおススメです。
促進耐候性試験結果(キセノンランプ)
青色が当社で使用している水性セラミシリコン
耐微生物性試験結果
新築時には2色もしくは3色だった窯業系サイディングの塗り替えをする際、通常の塗装なら単色(1色で塗り)でしか塗ることが出来ません。
しかしダブルカラー仕上げでは、特殊な施工により2色またはクリヤースパッタを使用し、多彩色での塗装も可能です。
シリコン樹脂塗料ですので耐久性も抜群です。
目地部と凸部表面を二色で仕上げる
■ タイル調
■ 石積み調
ダブルカラー仕上げに小粒状のスパッタ模様を付与することで、更に自然な仕上げを提供します。
フッ素塗料はフッ素樹脂が含まれている塗料で、樹脂を主成分にした塗料の中では一番耐久性が高く、耐用年数は15年~20年です。
おもに大型構造物(マンションや橋梁)に使用されています。
耐用年数の高さと比例して金額も一般塗料よりも高くなり、一般住宅での使用する割合は少ないですが、劣化の早い屋根には使用することが多いです。
また対候性や防汚性にすぐれていますが、塗膜が固くサイディングの外壁のコーキング部分に塗ってしまうと目地の動きに対応できずひび割れてしまう可能性があります。そのためフッ素塗料を塗る場合はコーキングを後打ちにすることをおすすめします。
セラミック複合技術
汚染除去メカニズム
ピュアアクリル塗料はオーストラリアの塗料メーカーが開発した塗料です。
アクリル塗料と同じアクリル樹脂を含んでいますが不純物が一切含まれていないため、耐用年数が15年とアクリル塗料の倍以上の耐用年数があります。
特徴では塗膜が伸びる弾性機能です。従来の弾性塗料には可塑剤という弾力を持たせる成分が混ぜられていますが、アステックペイントの弾性塗料は樹脂そのものが弾性を持つため、可塑剤が含まれておらず耐久性能は高い塗料です。
セラミック塗料は成分にセラミックが配合された塗料で、無機物を加熱処理し焼き固めた物を表します。
無機物を含んでいるなら無機塗料と同じではと思いますがそれは違いがあります。
無機塗料は記載した通り無機物だけでは塗料として成り立たないので、有機物を配合します。
そのため配合した有機物の種類によって耐久性は変わってきます(有機物とはシリコンやフッ素等)。
またセラミック塗料はセラミックが少量入ればセラミック塗料と記載することができます。
そのためセラミックの含有率が数パーセント、残り90パーセントがウレタン樹脂の塗料もセラミックと呼ぶことができます。
この場合はウレタン樹脂を含んでいるので耐用年数はウレタン塗料と同じ8年~10年です。
大手メーカーではないオリジナルで出している塗装会社の材料は注意が必要です。
セラミック含有量の確認やオリジナル塗料やマイナー塗料のすべてが悪いというわけではありませんが、大手メーカーから販売されている塗料のほうが、施工実績や販売年数などを考慮すると安心性があります。
セラミック塗料は防汚機能に優れており、セラミック成分が塗膜表面に浮き上がることにより、塗膜に電気を帯電しづらくさせることで静電気の発生を抑え、塗膜表面に埃の付着を防ぎます。
また親水機能も備わってますので外壁に汚れがついても、雨水などで洗い流してくれます。
また種類によっては意匠性が変えられ、細かな天然石が含まれている物があります。
これらは石材調の塗膜を形成することができ目地棒を使えばタイルを張り付けたようなタイル調の外壁を形成することも可能です。
光触媒塗料はセルフクリーニング機能をもった太陽の光で汚れを分解して雨水で洗い流してしまう塗料です。
光触媒塗料は外壁に付いた汚れを分解するために紫外線が必要となってきます。
そのため、紫外線があまり当たらない外壁に光触媒塗料を塗装しても汚れが分解できないため、立地条件では効果が薄れてしまう場合があります。
そのほか紫外線を反射させ室温の上昇をおさえる遮熱効果、防汚、防カビ等雑菌の発生を防ぐ効果があります。
注意する点はご自宅の建物がまんべんなくどのくらい太陽光をあたっているかを確認してください。
太陽光があたらない部分は汚れが分解できずクリーニング効果はあまり期待できません。
無機塗料とは塗料の成分に無機物を加えた塗料です。
シリコンやフッ素塗料は合成樹脂(有機物)を使用しています。
有機物は紫外線が当たることにより、成分の結合が破壊され分解します。分解作用が起こると、色あせやひび割れなどの劣化現象が現れます。
無機塗料は、無機物(鉄やアルミニウム、ガラス等)を成分としています。これらの成分はそれ自体で構成されている物質であるため、紫外線などを受けてもほとんど分解されることがありません。そのため無機塗料は従来の塗料よりも優れた耐久性を発揮します。
無機塗料は、成分が100パーセントのままだと外壁に塗装ができないため、塗料として成り立たせるために有機物を少なからず含ませます。
シリコン樹脂を含ませる場合は樹脂の量にもよりますがシリコン系塗料と同じ位の耐用年数となります。
このことから無機塗料はハイブリット塗料と表記する塗料メーカーもあり、無機塗料を選ぶ場合は塗料の耐用年数の確認することをお勧めします。
また無機塗料は塗膜が固くひび割れが生じやすいともいわれていますが、弾性機能も有している塗料もあるため施工方法によっては柔軟な塗膜を形成することも可能です。
適用下地はモルタルやコンクリートになりサイディングや鋼板にはおすすめできません。
屋根からの暑さを抑えたい。
そんな要望から開発された遮熱塗料。
サーモグラフィーによる温度比較を見ると約20℃の表面上の温度差が。
当社の経験ですと、小屋裏の断熱材も併用すると効果は絶大です。
サーモグラフィーによる温度変化
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